サソリは食事に1時間もかかる!?ゆっくりだけど魅力的なその食べ方とは
サソリがどのように食事をするか、あなたはご存知ですか?
私自身、飼育するまで一度も考えたことがありませんでした。
我が家では普段コオロギを与えていますが、いつの間にか捕獲して、気づいた時には食べ終わっている…ということがほとんどでした。
しかし、先日初めて食事の瞬間をカメラに収めることに成功!
そこで見えたのは、時間をかけてじっくりとコオロギを食べるサソリの姿でした。
サソリは食事に1時間かかる!?
今回観察したのは、M〜MLサイズのコオロギ2匹を与えた時の様子。
なんとすべて食べ終わるまでに約1時間かかっていました!
調べてみると、平均的には1~2時間かける子が多いようで、うちの子はむしろ早めの部類だったようです。
以前は1週間に1匹のみ与えていましたが、最近はお腹が空いている様子だったため、給餌の頻度と量を増やしました。
それでも、餌を入れた瞬間にすぐ捕食することもあり、食欲旺盛な様子が見られます。
お腹が空いているときほど食べるのが早い
今回の観察では、1匹目は15分ほどで完食していました。
その後すぐに2匹目を捕まえて、こちらは約45分かけてじっくり食べていたのが印象的でした。
まるで人間のように、「お腹が空いているときほど食べるのが早い」ようですね。
サソリの捕食方法
コオロギを発見すると、まず両手のハサミでしっかりと掴みます。
そのあと、器用に向きを調整し、コオロギのお尻側から口元へ持っていくように咥えていきます。
※以下、サソリの口元をアップにした画像があります。虫のアップが苦手な方はご注意ください。
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以前は、尻尾の先にある毒針で攻撃する場面も見たことがありましたが、今回の捕食では使用しませんでした。
飼育下では、毒針を使わずに捕食することの方が多いのかもしれませんね。
サソリの口はどうなってる?
サソリの口元をよく見ると、手のハサミに似た小さな鋏(はさみ)が2つ付いています。
これは「鋏角(きょうかく)」と呼ばれ、人間の歯のように、獲物を噛み砕くための器官です。
この鋏角の内側には小さな突起(歯)があり、コオロギを少しずつ細かく砕きながら食べています。
※以下、サソリの口元をアップにした画像があります。虫のアップが苦手な方はご注意ください。
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また、食事中や水を飲んでいるときにしか見られませんが、口のまわりに毛のようなものもあります。
これは感覚毛のようで、食べ物の感知や周囲の環境を把握するための大事な器官なのです。
実はこの感覚毛、脚や鋏角など全身に生えていて、視力の弱いサソリにとっては命綱のような存在です。
まとめ
- サソリの食事は意外と時間をかけてじっくり行われる。
- 食欲があるときは食べるスピードも早くなる。
- 捕食は毒針を使わず、鋏角でゆっくり砕いて食べる。
- 食事中に見える口元の構造や感覚毛にはたくさんの秘密が詰まっている。
最後に
サソリは「怖い」「毒がある」というイメージが強いですが、
こうしてじっくり観察してみると、とても丁寧で面白い食べ方をしている生き物だということがわかります。
食事中の姿をゆっくり眺める時間は、飼育者にとっても特別な癒しになりますね。
これからも、はちゅ部屋から観察記録をお届けしていきます!
ではまた〜🐾


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