サソリの赤ちゃんが全滅した理由|繁殖・飼育失敗から学んだ反省点

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サソリの赤ちゃんが生まれてからすべて亡くなるまで|飼育失敗から学んだこと【画像注意】

去年、我が家のサソリが赤ちゃんを出産しました。しかし残念ながら、現在1匹も残っていません

この記事では、その出産から赤ちゃんたちが亡くなるまでの経緯を正直にお話しします。失敗の連続ではありましたが、これからサソリの繁殖や赤ちゃんの飼育を考えている方の参考になれば幸いです。

※この後画像が出ますが、人によっては苦手な小さいサソリの集合体画像が表示されますのでご注意ください。


親サソリについて

赤ちゃんを産んでくれたお母さんサソリは、おそらくダイオウサソリです。
2023年11月に我が家に迎え入れました。

購入時は性別も不明で、まさか妊娠しているとは思いませんでした。
迎えてからお腹が大きくなっている気もしましたが、知識がなく気づけなかったのが正直なところです。


出産の様子

出産前日まではいつもと変わらない様子でした。

しかし翌日、背中に大量の白い粒がついており、よく見ると小さなサソリの赤ちゃんたちでした。合計で約30匹ほど生まれていました。

ダイオウサソリの妊娠期間は2ヶ月〜2年半以上と幅があり、出産数は一般的に15〜25匹前後。まさに突然の出来事で驚きました。


お母さんサソリの子育て

出産後、お母さんサソリは12日間ほど赤ちゃんたちを背中に乗せて育てます
この期間に赤ちゃんたちは最初の脱皮を行い、成長していきます。

脱皮が完了すると、徐々に背中から降りて独立生活を始めます。


赤ちゃんたちの独立と管理

独立後の赤ちゃんサソリは自力で餌を摂取し始めます。
しかし、親や兄弟との同居は共食いのリスクがあるため、1匹ずつ分けて飼育する必要があります。


ベビーサソリの飼育環境

ここからは、我が家で用意した飼育環境と推奨される管理方法をご紹介します。

ケージ

  • 通気性の良い小型ケース(我が家ではプラケースを使用)
  • 1匹ずつ個別管理が基本
  • ケースに複数の通気穴を開ける(蒸れ防止)

温湿度管理

  • 温度:30~35℃
  • 湿度:70%前後
  • 30℃を下回らないよう注意

餌の与え方

  • 2〜3日に1回、SSサイズのコオロギを与える
  • 食べ残しは腐敗の原因になるため毎回取り除く

床材

  • 湿度を保ちやすい素材(ヤシガラ、ミズゴケなど)
  • 毎日交換が理想(特に高温多湿下では衛生管理が重要)

脱皮の頻度

  • 2〜4ヶ月に1回
  • 適切な環境を保つことが、正常な脱皮には不可欠です


幼体飼育での反省点

我が家の赤ちゃんサソリたちが全滅してしまった主な要因をまとめました。

蒸れやすい環境

通気穴がつまようじサイズで小さく、蒸れやすくなっていました。
通気性が悪いとカビや雑菌が繁殖しやすく、サソリの健康に悪影響を与えます。

温度が低かった

親と同じ25〜28℃の環境で飼育していたため、赤ちゃんにとっては低すぎました
ベビーサソリには専用の温度環境(30℃以上)を用意すべきでした。

床材の不適切さと交換不足

親と同じ乾燥気味の床材を使用しており、湿度が不足していました。
また、床材の交換も3日に1回と少なめで、衛生状態が悪化していた可能性があります。

脱皮不全

これらの環境要因が重なり、脱皮不全が起きた可能性が高いです。


まとめ

サソリの赤ちゃんの飼育は非常に繊細です。
今回の失敗を通じて分かった、赤ちゃん飼育のポイントを以下にまとめます。

  • 出産後は12日間、母親と一緒にさせる
  • 早めに独立させ、1匹ずつ別ケージで管理
  • 温度は常に30℃以上、湿度は70%以上
  • 床材は毎日交換し、常に清潔に
  • 通気性を確保して蒸れを防ぐ

さいごに

可愛い赤ちゃんたちがすべて亡くなってしまったのはとても残念でしたが、この経験から多くを学びました。

これからサソリを繁殖・飼育しようと考えている方には、ぜひこの失敗を活かしてもらいたいです。
命あるものを扱う以上、知識と準備は必須です。

少しでも誰かの参考になれば幸いです。

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