フトアゴヒゲトカゲの飼育環境と食事管理
今回はフトアゴヒゲトカゲの飼育環境と食事管理についてご紹介します。
これから飼い始める方や、飼育方法を見直したい方はぜひ参考にしてみてください。
飼育環境に必要なもの
基本的に以下のグッズを揃えると安心です。
- ケージ
- 床材
- 紫外線ライト(UVB)
- バスキングライト
- 温湿度計
- シェルター
- 水入れ
- 保温器具

ケージ
うちの子は90×45×45cmのガラスケージを使用しています。
ベビーでも成長が早いため、最初から大きめのケージを用意するのがおすすめです。
乾燥系のトカゲなので丈夫であれば素材は問わないものの、ガラス製は観察しやすく人気です。
排泄前はケージ内をよく動き回り、壁をガリガリする姿も見られます。
床材
乾燥地帯に住むトカゲのため、以下のような床材がよく使われます。
- ヤシガラ
- 砂
- キッチンペーパー
- ヘビ用床材(※筆者宅はこれを使用)
フトアゴは排泄物に水分が多いため、掃除しやすい素材が便利です。
汚れたら随時交換し、汚れていなくても半年に1回は全交換しましょう。
紫外線ライト(UVB)
フトアゴは昼行性なので、日中は紫外線ライトを点灯させます(夜間はオフに)。
UVBライトはビタミンD3の合成を促し、骨の健康に重要です。
おすすめはUVB150レベルの製品。
紫外線がケージ全体に届くように配置し、特に90cm以上のケージでは蛍光管タイプや電球2本設置が推奨されます。
交換目安:半年に1回(紫外線量が徐々に減るため、点灯していても効果が落ちます)
バスキングライト
バスキングライトはフトアゴの体温調節のために必須です。
一部の場所だけを温める「バスキングスポット」を作り、暑い場所と涼しい場所を分けるように設置します。
- 夏場/60cm未満のケージ:50W前後
- 冬場/90cm以上のケージ:75~100W前後
※紫外線とバスキングを兼ねたオールインワンライトも便利です。
ライトは直接当たらない距離で、外付け可能なタイプだと低いケージでも設置しやすいです。
温湿度計
正確な管理のため、ケージ内に2か所設置すると理想的です(バスキングスポット付近と涼しい場所)。
適正温湿度の目安はこちら。
- 昼間:28~35℃
- バスキングスポット:38~42℃
- 夜間:23~25℃
- 湿度:60~70%
シェルター
フトアゴはストレスを避けるために隠れられる場所が必要です。
- 素材:掃除しやすいプラスチック製がおすすめ
- サイズ:体全体が入る大きさ
ケージが広い場合は、流木などを入れて登ったり隠れたりできる環境を作るとより快適になります。
水入れ
水は常に新鮮なものを用意しましょう。
- 毎日交換が理想(最低でも2~3日に1回)
- 倒されにくい重めの陶器製が安心
保温器具
冬場はバスキングライトに加え、以下の保温器具を使うと安定します。
主な保温器具
- 保温球/セラミックヒーター:ケージ全体を温める(夜間は光を出さないセラミックが◎)
- パネルヒーター:ケージ下部を温める(底面の1/3程度をカバー)
サーモスタットを併用して温度管理を自動化すると安心です。
おすすめの組み合わせ
- 日中:バスキングライト+パネルヒーター
- 夜間:セラミックヒーター(or 保温球)+パネルヒーター

食事管理
フトアゴは雑食性のため、昆虫・野菜・人工フード・フルーツなど幅広く食べます。
年齢により給餌内容と頻度が異なります。
年齢別の食事バランス
- ベビー(~20cm):昆虫や人工フードを毎日
- サブアダルト(20~40cm):昆虫や野菜を2~3日に1回
- アダルト(40cm~):野菜と人工フードを2~3日に1回
昆虫
以下が代表的な餌昆虫です。
- コオロギ(筆者宅ではこれを使用)
- デュビア
- ミルワーム
サイズの目安(コオロギの場合)はこちら。
- ベビー:S〜SMサイズ
- サブアダルト:SM〜Mサイズ
- アダルト:M〜Lサイズ

人工フード
人工フードは種類が豊富で、栄養バランスの取れた便利なアイテムです。
- フトアゴ専用フード
- 雑食性トカゲ用フード
- ペーストタイプ(昆虫や野菜入り)
うちの子は、野菜嫌いなので人工フードで摂取しています。
水入れからの水分摂取が苦手な子には、人工フードに水を混ぜたり爬虫類用ゼリーを加えると水分補給もできます。
野菜・フルーツ
主食としておすすめの野菜(カルシウム豊富)
- 小松菜
- 水菜
- チンゲン菜
- カブの葉
- サニーレタス
副菜・トッピング(嗜好性が高い)
- 人参
- かぼちゃ
- おくら
- 豆苗
- トウモロコシ
※高カロリーなため量は控えめに。
デザート感覚で与えるフルーツ
- バナナ
- リンゴ
- キウイ
※糖分が多いため、頻度と量はごく少なめにしましょう。
まとめ
フトアゴヒゲトカゲの飼育は、適切な環境とバランスの取れた食事が長寿と健康のカギです。
個体差もあるため、「うちの子に合う方法」を見つけながら、楽しい飼育ライフを送ってください!

ではまた~🐾


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